こんにちは、ミズホです。 

佐藤大介氏が
「在宅中国輸入ビジネス成功の秘訣」
というプロジェクトをプロデュースしています。

このプロジェクトは
中国から商品を輸入し
アマゾンやメルカリ、ヤフオク等で販売する
有在庫転売で稼ぐ案件です。


「知識ゼロから月収100万円稼ぎ続けている人の
 在宅中国輸入ビジネス成功の秘訣」

と謳っています。

この中国輸入ビジネスについて
問題点をお伝えします。


目 次
①プロジェクトの特徴
②OEMの問題点
③中国輸入の問題点
④実績の問題点について
⑤参加条件について
⑥参加する前に確認すること

プロジェクトの特徴

佐藤大介氏は

中国輸入の代行会社である
イーウーパスポートを運営しています。

中国輸入ビジネスを教えて
イーウーパスポートの代行システムを
使ってもらうために
ノウハウを提供するものです。

・中国に会社があり
 仕入れ代行、輸入ができる
・小ロットでオリジナル商品を作れる(OEM)
・配送料が安い

以上の特徴があります。

②OEMの問題点

オリジナル商品を作ることを
OEMといいます。

あり型の場合だったら
既存品に自社商品として
名前を入れたり
デザインを変えたり
ということもありますし
一から作る商品もあります。

OEMの問題点は2つあります。

1)小ロットで作る場合差別化にならない
2)大量に作らないといけない


1)小ロットで作る場合差別化にならない

自社商品を作る理由は
他社が作れないものを作って
独占的に売るためです。

小ロットで作れる場合
他のライバルも
似た商品を小ロットで作れますので
類似品がたくさん出てきて
差別化が難しくなります。

アマゾンは商品を買ったときに
「この商品を勝った人はこんな商品を見てますよ」
と類似品の紹介があります。
そのため差別化になりません。

「10円で100個作れますよ」
という商品だったら
オリジナルで商品を作っても
みんなが簡単に作れます。

ライバルに勝つには
ライバルが作れないものを作る
必要があります。

そのためには
型から作って
独自商品を作らないといけませんので
ロットをたくさん作って
売る必要があります。

OEMで商品を販売しようと思ったら
メーカーになるくらいの気持ちで
参入しないと成功するのは困難です。

2)大量に作らないといけない

OEMで商品をたくさん作る場合
・在庫リスクがある
・目利きの能力が必要となる
という問題があります。

大量に作る場合
商品が不良在庫にならないために
短期間で商品を売る必要があります。

商品が売れず
不良在庫として残ってしまうと
大きな赤字になります。

失敗しないためには
大量に作った商品を
一気に売る必要があります。

そのような商品は
人気商品じゃないと売れませんので

売れる商品を選んで作る
目利き力が必要となります。

この仕事で収入の柱を
本気で増やすのであれば

それなりの資金力が必要ですし
低予算で参入しても
失敗してしまいますので
初心者の方が参加した結果がどうか
実績が重要になります。

③中国輸入の問題点

中国輸入のメリットは
・安く仕入れができる
・全部ネットでできる
・小ロットからもできる

ということです。

しかし
小ロットからでもできるということは
ライバルも同じように
仕入れができるので
価格競争が起こります。

独自に安く仕入れられるルートを作るか
大量仕入れしないと
価格競争で負けてしまうのです。

中国メーカーも
直にアマゾン出品していますので
その中で自分が
値下げ競争で勝てないと売れません。

その他
コロナウィルスの影響を受けて
荷物が届かなかったり

外交問題で
日本と中国の関係が悪くなるなど
突然ビジネスができなくなる
可能性もあります。

それらを考えると
中国輸入ビジネスに参加するのは
リスクが大きいといえます。

④実績の問題点について

実績は下記の4件です。

●バッグ
輸入原価 1,407円 → アマゾンで 3,990円
 純利益 1,600円

●キーフォルダー
輸入原価 653円 → ヤフオクで 2,480円
 純利益 1,600円

●バッグ
輸入原価 592円 → アマゾンで 2,180円
 純利益 821円

●ワンピース
輸入原価 1,183円 → メルカリで 2,530円
 純利益 909円

この内容が
販売実績として出されています。

しかし実績として必要な情報は

利益率の良い商品が
どれくらいの頻度で売れているかです。

利益率の良い商品が
1ヶ月に何回も売れるのか
それとも数か月に1回売れるのか

それによって結果が
大きく変わります。

利益金額×個数がいくらで
月の利益金額や
月の利益率が書かれていることが
最も重要です。

一つ一つの商品の利益金額は
4件ありますが
月の利益金額は
1件も書かれていませんので確認が必要です。

この実績では
これから参加する初心者の方が
安定して利益を得られる実績がある
と言うには不十分です。

⑤参加条件について

参加条件は
初月が0円で
2か月目以降が月額29,800円です。

別途 仕入れ資金と諸費用が必要となります。

⑥参加する前に確認すること

初月が0円で
2ヶ月目以降は29,800円かかる
ということなので

会員登録をしてから
商品製作の期間を経て
商品が納品されるまでの時間が
どれくらいかの確認が必要です。

なぜかといいますと
商品製作期間が長くて1ヶ月以上かかる
という場合であれば

商品が届かなくても
かかった月の分だけ
会費がかかることもコストに
入れなければならないからです。

代行会社ということは
会員になってから商品が納品されるまでは
最低会員になっていなければいけません。

商品製作や商品の納品に至る工程が
何か月くらいかかるのかによって
会員負担が違ってくるので
その期間を事前に確認することは重要です。

参加を検討されている方は
その他、事前に下記の確認が大切です。

・参加者の月の売上金額・利益金額(毎月)
 まとめてではなく、一人一人の事例で

・数字を出した場合は
 その裏付けとなるもの

・参加者の中に赤字が出た人はいるか

・販売実績を作るために
 赤字(利益が少ない)での
 販売があるかどうか

・その他リスクとなる事

以上の内容を確認し
参加条件と照らし合わせて

参加することが見合うかどうかを
判断することが大切です。